　ギザには三つのピラミッドがありますが、最大の第一ピラミッドは
　今から4,500年前にクフ王が建てたもの。
　当時は高さが146mありましたが、現在では風化や剥落のため137mです。
　ちなみに、スフィンクスはカフラー王のピラミッドから伸びる参道の傍にあり
　東を向いて座っています。

　＜左
　クフ王像

　初めてピラミッドを目の前にした時、大きいとわかってはいましたが
　圧倒されて言葉も出ませんでした。
　その昔、これだけのものを民衆が王のために建てた…という事実。
　王が神だったことがよくわかります。
　目を瞑るとたくさんの人々の喚声が聞こえてくるようでした。
　現在では、ピラミッドがお墓であったという説はほとんどありません。
　権力の象徴ではあったでしょうが、やはり天文台だったのでしょうか。

　"The Great Pyramid Passages"第一巻
　　　　1910年エドガー兄弟によって出版　　　こちらから